5月3日からネットワーク会員である「2015年からの生活交通をつくる会」と「おむすびの会」が協力して“SDGsと未来の為の今の暮らし展”を開催しました。
残念ながら、群馬県のコロナウイルス警戒度が4に上がってしまったため、1日だけの開催となってしまいました。
そのなかで、行われていたJR貨物の展示↓

突然ですが、【モーダルシフト】という言葉をご存知ですか?
モーダルシフト(modal shift)とは、貨物や旅客の輸送手段の転換を図ることを意味します。
つまり、物流で考えるとトラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換するということです。
この目的は、CO2の削減にあります。
なんと!貨物輸送の方法を転換することで、鉄道利用では91%、船舶利用なら83%もCO2排出量を削減することができるのです!
このことから、地球温暖化対策に大変有効だということが分かりますね。

実際、JR貨物は物流企業がトラック輸送から鉄道へシフトする動きを推進しています。
環境意識の高まりを受け、物流業界が脱炭素化にかじを切っている現在、私たちも日々の生活のなかでSDGsを意識し、地球にやさしい環境づくりをしていく必要があると感じます。